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内視鏡やエコーなどの検査で病気を発見
消化器内科では、口から食べて肛門から出るまでの食道、胃、腸、肝臓、膵臓といった消化に関わる臓器の病気を診ています。病気の中には、症状が出るものと出ないものがあります。一例に、自覚がなくても健康診断で肝臓の数値が悪かったために受診され、メタボリック症候群が原因で脂肪肝が判明したケースもあります。また、薬や生活習慣で改善すべきなのか、手術が必要なのかなど、胃内視鏡や大腸内視鏡、エコー、レントゲンなどで検査し、見極めます。さらに精密な検査が必要だと判断した場合は、連携先の医療機関を紹介しています。
なお当院は迅速に診療ができるよう、連携して患者さまのデータを共有している「くまもとメディカルネットワーク」に加入しています。
くまもとメディカルネットワークについてはこちらのURLを参照してください。
http://kmn.kumamoto.med.or.jp
切り傷から魚の目までさまざまな症状に対応
切り傷、膿、巻き爪、魚の目などに対応しています。魚の目でも、足の形によりできやすい方もいれば、合わない靴が原因で生じることもあり、再発しやすい傾向もあります。当院ではどのような靴を履いているのかを伺い、歩いていただくなどして総合的に診ます。その上で「筋肉のバランスをとるために、ストレッチをするといい」「土踏まずをサポートするインソールを入れるように」など、再発防止のために細かなアドバイスを行います。
そのほか、他の医療機関で診てもらった傷跡が痛む、膿んだといった症状にも応じています。手術後のアフターケアにも対応していますので、気軽にご相談いただければと思います。
患者さまに合う「オーダーメイドの治療」
肩や腰、膝の痛みなどの診療をしています。外傷は皮膚上では判断できないので、触診などをして特定できるように努めています。必要に応じてレントゲンで検査も行います。さらに交通事故後のむち打ち症などにも対応し、骨に異常がないけれど痛いという方は筋肉などを調べて、どう改善していくかを決めます。
なお当院では「オーダーメイドの治療」をご提案しています。例えば、右足に痛みが出ると動かさなくなるので筋肉が縮まって悪化し、かばって左足も痛くなることがあります。患者さまは痛みが右足から左足に移ったと思いがちですが、実は右足を動かさなくなったことが原因なので、十分に説明をして、患者さまに合う治療法を提案しています。
肛門から出血したら自己判断せずに受診を
肛門外科では、いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、痔瘻(じろう)に対応しています。中でも痔瘻は放置すると肛門がんになる恐れがあるので、注意が必要です。また痔は、デスクワークの多い方や排便習慣、ダイエットなどの生活習慣から生じるケースが多いのも特徴です。特に女性は妊娠と出産を繰り返すことで患いやすい傾向があります。当院では、投薬のほか、症状改善のために生活指導も行います。
痔だと思い受診したところ、直腸がんや潰瘍性大腸炎だったケースもあります。恥ずかしいので受診しづらい方が多いようですが、便秘や肛門からの出血がありましたら、自己判断せずに早めにお越しください。
生活習慣病は食事や運動療法も取り入れ改善
内科では、風邪、咳、発熱、インフルエンザ、生活習慣病などのさまざまな症状を診ています。発熱すると風邪だと思いがちですが、いろいろな病気の可能性があり、白血病やウイルス性肝炎が隠れているというケースもあります。そのため、発熱の場合も他の病気の疑いがないかをしっかりと診療をします。
また、「血圧の薬を一度飲むとずっと飲まなくてはいけない」と考えている方が多く、受診をこばまれる方もいらっしゃるようです。当院では、食事や運動療法を取り入れ、薬の量をできる限り減らせるように取り組んでいます。例えば、最初は薬の量が3錠でも徐々に減らしていくことも可能です。実際に運動療法により改善し、薬を中止した事例もありますので、健康診断で何らかの指摘を受けた方はお越しください。